こんばんは。
ガックンさんも色々と精査されたのですね。私はガックンさんと同様の検査を殆どしまして、そこにルンバール(髄液検査)、自律神経検査などもしました。SPECTはまばらに血流不足がありましたが、それほどの異常ではなかったと聞いています。ただ私は頭部MRIにて、完全に小脳萎縮が認められたのと、臨床検査などを総合してSCD(脊髄小脳変性症)と診断は付きましたが、未だ病型は不明です。恐らく弧発性のようですが・・・。
本題のVGKC抗体ですが、私はこの検査はしたようでした。全ての自己免疫疾患の抗体検査はしています。元々が自己免疫疾患者だったのと、神経障害が出る病気には自己免疫が絡んでいる説が結構多いと主治医からは聞いていました。でも私はVGKC抗体は陰性でした。昨今、話題になっている線維筋痛症でも罹患者の自己免疫の抗体を調べると、結構な確立で何かしらの抗体が陽性と出る場合が多いようです。実は私、この病気も持っています。今は難病研究チームによって、色々な研究が進んでいる病気ですが、簡単に言えば脳に通常出現しない遺伝子が出てきて、そこで異常たんぱくを作る為に疼痛や神経症状などが出てくると言われています。筋肉のぴくつきももちろんあるようですが、一番は疼痛であって、それも酷い時には死ぬかと思う位の激痛で寝たきりになるケースも多いそうです。どの病気とも同じように、なかなか理解されないのと診断できるドクターが限られている為、精神疾患と誤診されるのは言うまでもありません。
本当はこの掲示板で書くのをやめようかと思っていたのですが、実は先日の診察の際にやっと「筋肉がぴくぴくする。しかも毎日。」とドクターに告げた所、「病気によっては重要所見になります。神経疾患の場合、ALSに限らずこのような訴えを起こす患者さんが結構いらっしゃいます。でも病気の場合で出ているのであれば、必ず筋電図などで若干でも異常が出ます。」との事でした。私は末梢神経伝達速度が遅い事などで出ているようですが・・・。但し、これは全てがそうという事ではないので、決して焦らないようお願い致します。皆さんが不安になられるかもと思い、少し伏せておきましたがそういうケースもあるという事、でも筋電図や他の検査で異常がなければ様子見で大丈夫かと思っています。
私もドクターではないので安易な事は言えませんが、神経疾患を疑われた場合は大抵自己免疫の抗体検査は必ず行うと思います。自己免疫疾患は、色々と神経症状を引き起こす事があるからだそうです。現に私もベーチェット病も持っていますが、これも場合によっては神経ベーチェットになる事もありますので。もちろん、甲状腺の病気でなる事もありますし、重症筋無力症は自己免疫疾患です。
あまり参考にならないかもしれませんが、私の知っている範囲でお答えさせて頂きました。
ちなみに私、先日の神経内科受診時のカルテにdissociationの所見も多くと書かれていましたので、メンタル的な不安感で症状が強く出ているようです。dissociation=解離という意味ですので、精神科で俗に言う解離性障害も持っているという事です。心と身体は一体ですので、不安感が強ければどうしてもそのような症状が強く出るのは言うまでもないと思います。なので今はカウンセリングも受けています。
少しでもお役に立てたら幸です。 |
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