わたしも中学3年生から抜き始めました。
最初はグチュグチュした毛とかジグザグした毛があって
それが気になって抜いていました。
しかし、ときどきその毛の毛根の部分に白い半透明のものがついていたのです。
私は若干異食的な性質を持っており、それを口にしてみました。
特に味がするというわけでもありません。
でも、抜いて口にするというのがやめられなくなりました。
そのうち、その白い半透明のジェル状のものを探し口にするために
抜くようになりました。
それに、ソレのついた毛を抜くと、ポンっと抜く感じ。
そうだな、ワインのコルクをポンって抜く感じの快感を味わえるのです。
そうして、どんどん抜いていきました。
特に前髪、つむじのあたり、耳の上、その上あたりが少ないです。
今まではあんまりばれないように抜いてきました。
でも、量がすくなってきたので今までのように抜いていたら
とうとう隠し切れないようになってしまいました。
なんとなく隠れるけど、でも地肌っぽい。
今21歳になりました。
ちょうど1年前にただの癖だと思っていたこの症状が
病気なのだということが判明しました。
友達で私より軽度ですが、同じ悩みを持つ子がいました。
でもその子はほかの病気が一番の病気で
そのメインの病気が治ると自然と抜毛症もなくなったと言っていました。
とうとう親にもカミングアウトしましたが
“なんで抜くの?やめればいいじゃない”
って。
やめることなんかできるならとっくのとうにやめてる。
ハゲになることだって知ってる。
やったら、自分がつらくなることだって知ってる。
でも でも
止められない。
勝手に手がいっているのだもの。
快感を覚えてしまったのだもの。 |
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