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もったいないじいさん 削除/引用
No.206-331 - 2006/12/11 (月) 13:54:23 - よし
ノンフィクションライターの今井美沙子さんが、亡くなった義父の生活について書かれた本です。

「もったいない」というだけなら普通の節約本ですが、ここまでくると「汚屋敷」です。
しかも、もったいないの基準がまったく分からない。
独自の基準がある。
ボロイ布団を収納するために三十万の小屋を庭に建てる。
封筒を裏返して新しい封筒を作る作業をしていて、待ち合わせに遅れそうになりタクシーに乗る。
賞味期限の切れた食品を保存するために、三台の冷蔵庫を使う。
物という目に見えるものは節約できるけれど、電気のように目に見えない物は節約と言うことをしない。
他人から来た手紙を切ってメモ用紙に使う。しかもそれを、手紙を出した本人が見てショックを受け、やめてくれと言ってもやめない。広告の裏の白い物を使うところまでは「節約」ですけど、他人からきた手紙の裏がいくら綺麗でもこれはだめですよね。

畳もぼろぼろ、タオルも雑巾か?と思うような物。
下着は茶色く変色して継ぎがあたっている。
ティッシュは使わず、新聞紙を切って使う。自分の妻の自宅介護の時もティッシュも使わせてもらえず、介護していた作者は大変だったそう。
そんな家にお嫁に来て同居するも、あまりの汚さに食事さえもできず激やせした作者が我慢できたのは、ノンフィクションライターという目線があったおかげ。
物書きってすごいんだなーとあらためて思いました。
これをいずれは書く!という気持ちがあったらなんでもできるんですよね。嫁である以前にノンフィクションライターなんだと思いました。
私だったら…同居どころか一日もいられません。
といううちの義母も「消費期限は一週間ぐらい余裕を持って設定してある」と期限が切れて三日目の鶏肉を平気で使うような人…人並み以上に神経質な私には耐えられません。
この本も読むだけで気分が悪くなりました。

硫黄島からの手紙 削除/引用
No.206-330 - 2006/12/11 (月) 13:35:09 - よし
硫黄島といえば、バロン西さんのエピソードや玉砕の様子しか知らないので、家族からの手紙を待ちわびる兵士達、届ける兵士の気持ちを描いた今回のドラマは新しい視点で硫黄島を知ることができました。
ドラマ(フィクション)部分と、ご遺族、生存者のインタビュー、直筆のお手紙や写真など織り交ぜてありましたが、非常に上手に編集されていて集中力のとぎれることがなく素晴らしかったと思います。

私自身被爆二世で、家族や親戚、近所の人たち、会社の上司などなど、被爆者が多く、被爆当時の話を聞くことは普通でしたし、やけどやケロイドなど心だけでなく、身体の深い傷についても実際に目にしてきました。文字通りの戦争の傷跡ですね。
今でも地元では、普通の道路工事で人骨が発見されますよ。
忘れ去られた人たちがどれだけ多かったことか。どれだけ恐ろしい状況だったかということです。

戦争の傷跡は癒えるということがありません。
地面の下に、人の心の記憶に、人の遺伝子の記憶に、人の身体に残るものです。
日常生活を普通に過ごすだけでも努力が必要だということを、そろそろ思い出さないといけないかもしれません。
ドラマを観ながらそんなことを考えました。

ウチのも見てた。 削除/引用
No.206-329 - 2006/12/10 (日) 22:26:56 - ようこ1号
上の男の子は、一見チャランポランですが意外と社会派です。でも下の子はなんか、そういうこと考えてなくて・・・と思ってたら、このテレビ見てました。泣いて見てた。
「映画も見たい」・・・。
人が死ぬ場面では「あー!!いやだいやだー!!」って。とてもショックだったみたい。「ほんとにあったこと?」と聞いてたし。

ホントにあったんだよ。アンタの死んだジイさんは海南島でオオトカゲ食べて生還したんだよ。検閲はいった戦時郵便のはがきも写真も、家にあるよ。

硫黄島 削除/引用
No.206-328 - 2006/12/09 (土) 22:58:47 - トラ子
硫黄島からの手紙。の映画の宣伝を見た小6の息子が興味を持ったようで、今日フジテレビで放送していた、ドラマ「硫黄島・・・」を一緒にみていました。
普段見せない、息子の真剣な眼差し。
こういった不幸な戦争があったことは事実、そして今私たちが幸せに暮らせるのも。このように犠牲になった方がいてこそなんだよ。と伝えました。
戦争は絶対よくないですよね。

フランクルは深淵 削除/引用
No.206-327 - 2006/12/09 (土) 13:26:17 - ようこ1号
フランクルは深淵で怖いです。

まともな人 削除/引用
No.206-326 - 2006/12/06 (水) 09:11:42 - 海月
養老孟司 著「まともな人」(中公新書)を読み終えた。以下、感想。

決して読者の受けを狙って書いているわけではないのであろうが、
読んでいて笑わずにはいられないという部分が多かった。とはいえ、
世間であれこれ言われていることについて、なるほどと思わせる
記述は養老先生だからこそなせる技なのかとも。

個別にみて印象に残った箇所をあげるならば、「反復練習以外に
ものを覚える方法があるのか」という部分。数学の勉強をしていて
解けなかった問題を何度も挑戦して解いて初めてみえてくること
もあるので、その意味で自分の勉強方は間違っていないことを
確認できた気がした。

養老先生が最も尊敬する人物の一人として名前が紹介されて
いる、ヴィクトール・フランクルの本も読んでみようと思った。

オシムの言葉 削除/引用
No.206-325 - 2006/12/04 (月) 17:29:11 - 海月
木村元彦 著「オシムの言葉」(集英社インターナショナル)を
読み終えた。その感想など。

全体の感想としては、申し分なく興味深かった。ただ、一つ
難点を挙げるならば、オシム監督自ら書いたものを翻訳した
ものでもよいから、読みたかった。大学で数学を教えるような
道も将来の選択肢の一つとしてあったくらいなのだから、本
を一冊書くのは楽ではないだろうが、不可能というわけでも
なさそうという印象を受けた。かつてユーゴスラビアを構成
していた地域の話は別の本で読んだことがある。けれども、
代表チームの監督や選手があの戦争をどのような思いで
受け止めていたのか、実によく伝わってくる。

個別にみて印象に残るのは「経験のある選手も確かに必要
だが、経験ある選手は9人もグラウンドには必要ない。」という
部分。“走るサッカー”の理由はこれだったのかと納得。とはいえ、
人気のある選手を外すのは勇気のいる決断になることも。

次に孫引きではあるが、「夢ばかりみて後で現実に打ちのめさ
れるより、現実を見据え、現実を徐々に良くしていくことを考える
べき」という指摘は何もサッカーに限らず、私たちの日常にも
言えることではなかろうか。

シュレーディンガーの猫 削除/引用
No.206-324 - 2006/12/02 (土) 22:38:56 - 海月
いのたまさんの運営日誌を読んで思い出したことを一つ。

“シュレーディンガーの猫”というのは、難しい。

今年の夏に発売された月刊誌「Newton」(ニュートンプレス)の
量子論を特集した号がよく売れていた。売れたといっても、昨年の
相対性理論の特集したときほどではなかったと思うが、量子論の
人気を確認するには十分であった。

今年の雑誌にまつわる一つの出来事。

暗号解読 削除/引用
No.206-323 - 2006/11/29 (水) 22:23:10 - 海月
サイモン・シン 著、青木薫 訳「暗号解読」(新潮社)を読み終えた。
以下、いつものように感想など。
 全体の感想としては、素晴らしい。この一言に尽きる。あと一ヶ月
残してはいるが、今年読んだ中では一番興味深かった一冊である。
本書を読み終えた今、数学を始めとする自然科学系の分野をなぜ
学ぶ必要があるか、理由がよく分かる。日常生活で困らなかったから
2次方程式を学ぶ必要がないと言い放った、どこぞの作家に読んでも
らいたいものである。
 個別にみて印象に残るのは、暗号の強度が時に人の生命や国家の
運命を左右することがあるという点であろうか。その時々に発せられた
メッセージを解読できるか否かにより、とるべき行動も変化するという
点が、世界史の出来事を例に説明されるとよく分かる。同時に考え
させられる部分でもある。
 次に、量子コンピュータというのが、本当に完成するのか注目したい
ところである。ログインする際に見ることができる“RSA”も量子コンピュ
ータの前には無力かもしれないというのは、考えただけで恐ろしいもの
である。テクノロジーというのは一体・・・。
 世界史と自然科学とコンピュータの話が好きな人には、うってつけな
一冊であることを強調しておきたい。

14才の母 削除/引用
No.206-321 - 2006/11/25 (土) 18:46:49 - トラ子
よしさん、我が家の子供もいつもDVDに録画してみております。
一番興味津々でみているのが小学3年の末娘なので、少々困っております。まぁ本人は主人公のミキちゃんが好きなので、見始めたのですが
「女王の教室で主人公の女の子していたときからファンでして」
ドラマの影響か、性に関する質問されるのでどう答えていこうか
模索中です。
でもうちの長女は15歳なので、みながら考えさせられますね。
うちがこうなったらどうするんだ??って
答えはみつかりません。

ようこ1号さんへ 削除/引用
No.206-320 - 2006/11/23 (木) 21:49:57 - つかさ
オリンピックの公式時計は、セイコー、スウォッチ、オメガ、等が
競争してます。オメガは、スウォチグループなんで、実質、セイコー
対スイスですね。娘さんのタイム、良くなるといいですね。

14歳の母 削除/引用
No.206-319 - 2006/11/23 (木) 21:03:12 - よし
授業で取り上げる学校があるぐらい、同じ年頃の子供に人気のドラマだそうです。

きっとこのまま産むのだろうし、14歳のお母さんにも赤ちゃんにも幸せになってほしいけど、これでいいのか?という気持ちがどうしても残ってしまう。釈然としません。
最終回はどうなるのだろう?

セイコー・・お世話になってます 削除/引用
No.206-318 - 2006/11/23 (木) 20:19:50 - ようこ1号
娘が競泳やってますが、アレのタッチパネルにつながってる時計は絶対セイコーです。

0.01でいいから、娘のために早く回ってくれないかなー。

マニアックですが・・・ 削除/引用
No.206-317 - 2006/11/20 (月) 03:27:42 - つかさ
おはようございます。
さて、日本の古本屋で注文し
「スイスを食った男たち セイコー100年」を注文しました。
いかに、低価格のカシオに対抗して、ALBAブランドが出来たか?
など、セイコーのテクノロジーの凄さを感じられます。
ちなみに、オリエント時計の株は、セイコーエプソンが、取得してます

いえ、それほどでもないです 削除/引用
No.206-316 - 2006/11/19 (日) 23:23:17 - 海月
ようこ1号さん、こんばんは。ありがとうございます。一応働いて
はいるものの、フルタイムでの勤務ではないので、本を読む時間
がそこそこあり、読んだ本の内容を忘れないためにこちらのスレッド
を使わせていただいているだけです。
 私は読書家というほどでもないです。逆に現在働いている売り場の
責任者の方(フロア長)の読書量は、半端ではないです。あれほど
ハードな仕事をしていて、これほど沢山の本をいつ読んでいるの
だろうか不思議に思います。前回、書いた“いつもの制度”を利用
すると、請求書が売り場の方にまとめて届くので、誰がどんな本
を買ったのかがわかる場合もあるのです。
 私は古文が苦手だったので、古文の教科書に紹介されている
ような作品はあまり読まないのですが、文筆家の池田晶子氏は
古典について「考える人類が、長い時間をかけて見抜いた本物」
であり、「いにしえの賢人たちに等しい知識を所有する」と述べて
います。(「14歳からの哲学」(トランスビュー))手許の本で、古典
と呼ばれる本はなんだろうかと、本棚を見ましたが、次に挙げる
3つです。
 セネカ著、茂手木元蔵 訳「人生の短さについて」(岩波文庫)
 マルクス・アウレーリウス、神谷美恵子 訳「自省録」(岩波文庫)
カント 著、宇都宮芳明 訳「永遠平和のために」(岩波文庫)

長々と失礼しました。
頼まれていた原稿を書かなくては。

海月さんてすごい読書家 削除/引用
No.206-315 - 2006/11/19 (日) 21:01:43 - ようこ1号
「源氏物語」新書を読んでます。つらくなったら古典に走ります。
昔の人の喜怒哀楽に触れて
いつの世も同じなんだとなぐさめられてます。

Seven Powers 削除/引用
No.206-312 - 2006/11/12 (日) 21:59:22 - 海月
アレックス・ロビラ 著、田内志文 訳「Seven Powers」(ポプラ社)
を読み終えた。その感想など。
 前作の「Letters to Me」がつまらなかったので、最初購入すべき
かどうか迷ったが、請求がくるのは一ヵ月後といういつもの制度を
利用して(クレジットカードではない)買った。
 全体の感想であるが、前作とは大きく違って面白かった。似たよう
な本で「鏡の法則」という本が売れているようであるが、「鏡の法則」
より本書の方が良いと思った。
 個別にみて印象に残った点を挙げるならば、「学ばずして知恵
が身につくことはない」という点であろうか。どこぞのブログで簡単に
英語が身に付く方法はないだろうかと、本気で問いかけていた人に
読んでもらいたい一節である。
 次に挙げるのは、「人生にはふたつの宝物が与えられている。
一つは時間。もう一つは選択の自由。時間を慎重に使い、心の
命じるままに道を選ぶといい。」という部分である。私たちに与えら
れた時間は有限であるがゆえ、時間を大切にしようと改めて思った。
 先のことについて思い悩む人には良い本ではないか。

勝者のエスプリ 削除/引用
No.206-311 - 2006/11/10 (金) 14:44:31 - 海月
アーセン・ベンゲル著「勝者のエスプリ」(NHK出版)を読み終えた。
その感想など。
 本書を読んだのは、今回が最初ではない。本書が書店にて平積み
で展開されていたとき、関心はあったけど、お金がなくて仕方なく
図書館で借りて読んだことがある。さすがに今では平積みでは書店に
並んでいないだろうから、セブンアンドワイで購入した。
 全体の感想として、著者は実に知的な方であるという印象を受けた。
翻訳の上手さも誉めるべきなのかもしれないが、インターネットとりわけ
ブログでは、読むことのできない洗練された文章であるかと。
 個別にみて印象に残った記述を挙げるならば、「自分で答えを
発見することができなければ、進歩することはない。」という部分であろう
か。選手を養成する方針としては、オシム監督の掲げる“考えて走る
サッカー”に通じるものがある。
 次にJリーグは、ヨーロッパにおいてどの程度認知されているのかが
気になる所である。近年、ヨーロッパの主要なリーグで日本人選手の活躍が
伝えられるようになったが、ワールド・カップでの成績はご存知の通り
である。とはいえ、AFCユース選手権にて5連敗中で苦手にしていた韓国に
勝ったのは、Jリーグの果たした役割が大きいことを示している。方向性
としては、間違っていないと思われるので、今後の発展に期待したい。

知ることより考えること 削除/引用
No.206-308 - 2006/11/01 (水) 00:24:56 - 海月
池田晶子 著「知ることより考えること」(新潮社)を読み終えた。
その感想など。
 他では伺うことのできない著者の鋭い考察が好きで、今回も
新刊本を見つけるや否や、社員割引の特典を利用して、買って
しまった。けれども、後悔はしていない。本書のような本が読む
ことができる諸条件にもっと感謝すべきなのかもしれない。
 個別にみて、印象に残るのは、「何もしないということは、
裏返し、するべきことだけをする」という部分であろうか。
 インターネットの娯楽としての性質は否定できないであろう。
けれども、インターネットも使い方次第だと思うのは私だけ
だろうか。少しでも、賢く使えるようになりたいものである。

金曜日の妻達へ 削除/引用
No.206-300 - 2006/10/12 (木) 14:05:53 - よし
放送当時、社会現象にまでなりながら、家にビデオデッキもなく、毎晩仕事で遅かった私は観たことがありませんでした。というか、その時代、うちのテレビはただの置物でした。

近所のレンタルショップで見つけて早速みはじめましたが…
な、なんなんでしょう。このまったりぐあい…
すごいスローテンポ。こんなにじっくりドラマをみていた時代もあったんですね。
今のドラマが早回ししすぎるのか。

大の大人なのに「ずっとこのまま(のグループ)でいたい」と涙ぐむところまでは許せるけど、不倫している友達の夫を全員で吊し上げとは…。
昔は、友達夫婦とのお付き合いも今よりもっと濃密だったのでしょうか。
もし、私の友達のご主人が不倫していて、私もそのご主人と仲良かったとしても「どういうつもり!」なんて詰問はできません…。

テレビの前で口をポカンと開けたまま観てしまいました。
さあて、二本目はどうしようかな?

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