いのたま こころの便利帳

 社会資源 -2- back


ホームヘルプ・サービス
 精神疾患のために、料理・洗濯・掃除など生活面での障害が生じている場合に利用できる。手帳2級以上が対象だが、3級でもサービスを受けられる地域もある。

地域生活支援センター
 日常生活相談、自立生活支援などのサービスが受けられる。具体的には、電話や面接で相談に応じたり、食事や近所づきあいをどうするか話し合いながら、その人に合ったやり方で援助する。調理実習を行なうセンターも多い。

共同作業所
 全国に1000ヵ所以上ある。通所して、作業を中心に様々な活動をする。作業内容は自主製品の制作、飲食店などのサービス業、企業の下請の単純作業など。雇用ではないため、工賃は月に数千円〜2万円ほど。
 共同作業所は技術の習得、対人関係を築くこと、規則正しい生活を取り戻すことにも役立つ。また、友達づくりや憩いの場としても機能している。

福祉工場
 一般企業に就職するのが困難な場合の通所型事業。定員はおおむね20人以上。福祉的雇用ではあるが、利用者ではなく、従業員として働く。そのため、一定以上の作業能力が求められる。


各地の社会資源については、メンタルヘルスネットの「精神科関連社会資源一覧」をご覧ください。
http://www.mh-net.com/resources/resources0.htm

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