いのたま こころの便利帳

 社会資源 -1- back


援護寮
 原則的に、退院できる状態だが単身生活には不安がある場合。定員はおおむね20人。社会復帰訓練が目的なので、住居というより寮生活に近い。利用期限は2年(最長3カ月までの延長可)。附帯事業としてショートステイがある。
 費用は、食費程度の実費でおさまる所から、別途利用料が必要な所まで様々だが、食費・光熱費を含めて3万〜5万円/月が平均的。

福祉ホーム
 原則的には、住居が確保できない場合。職員が1〜2人と少ない。住みながら、通勤したり、作業所や地域生活支援センターに通所するのが一般的。 定員はおおむね10人。利用期限は原則2年。光熱費の他、利用料が必要(料金は施設によって異なる)。

授産施設
 作業を通じて社会復帰訓練を行なう施設。就労に自信がない場合、作業を通じて生活のリズムをつけたり、技術を取得する。一般企業への就職を目指すため、作業内容はやや厳しい傾向。入所型と通所型があり、定員はおおむね20人以上。

グループホーム
 アパート、マンション、一戸建てに4〜6人程度で共同で生活する。食事は提供される所から自炊する所まで様々。利用期限は原則としてなし。
 援護寮や福祉ホームと違い、“住まい”の位置づけ。生活保護の受給者は、居宅基準が適用される。


各地の社会資源については、メンタルヘルスネットの「精神科関連社会資源一覧」をご覧ください。
http://www.mh-net.com/resources/resources0.htm

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