はじめまして。私は大分県で小学校の教員をしていますが、うつ病での半年間の病休中、インターネット上の資料や文献によって、自分なりに「うつ病」についての学習に取り組んできました。その結果どうしても納得のいかない現状に出会ったのです。
それで、職場での精神疾患者に対する現状を知っていただきたく相談メールを送ります。
私は3年前に「うつ病」により半年間の病休を経験し、2005年1月に復帰し、その年の3月の異動によって現任校に転任、勤務しています。
一時は「自死」を意識した時期もありましたが、素晴らしい主治医に出会い、また、共済組合と県教委の共同事業である「教職員健康支援センター」の保健師やカウンセラーとの出会いを通じて、生きる希望を取り戻すことができました。
しかし、最近また病状が悪化し、再度の病休を考えざるを得ない状況になりつつあります。この状況に至った原因を考えると、職場に「うつ病」に対する正しい理解がなく、「リハビリ勤務」や「職場復帰支援プログラム」が確立していないことがあります。うつ病や心の病に対する無理解によって、精神疾患者に対する偏見や差別的な意識は、未だに根強く残っています。
「心をやられたら、おしまいだ。」
「心が弱いから病気になる。」
「自分の仕事の責任を果たせない人間は死ぬしかない!」
これらは、私が現実に今の職場で聞いた言葉のごく一部です。
うつ病者に対するケアは、行政や民間より、教育現場の方がはるかに遅れています。
現状の改革を、うつ病者の悲惨な最期が一人でも増えないうちの早急な取り組みを心より願っています。私たちが一番頼りとする大分県教職員組合の取り組みでさえ、うつ病者の立場に立って考えられているとはとても思えません。
一方、私自身は、個人の体験からのアドバイスによって、すでにこの1年間で二人の保護者や知人のうつ病と医療ケアをつなぐことに成功しています。
現在の状況の中で一番しんどいのは、過敏性腸症候群や不眠症の症状よりも、身近なところに「レスポンス」を返してくれる相談相手がいなくなったことです。
主治医への通院は2週に1度ですし、それ以上の通院は長期の病休を取る以外不可能です。(職場を定時に出ると受付時間に間に合わず、年休を使い続けて通院した為。予約制はなし。通勤時間車で45分。郡部のため心療内科は、旧市内中心部に3つしかない。)
唯一の「愚痴相手」だった事務補佐の方は、職員のメンタルヘルス研修(私が管理職に直訴し、3月14日実施予定。)の対象にもなっておらず、職場の人間関係もあって、これ以上負担をかけたくありません。
家族にはサインは送り続けているのですが、つれあいは2度目の長期病休に対しては否定的ですし、子どもたちも「難しい年齢」で理解を求めるのは困難です。また、両親は加齢から身体状況が悪化し、「これ以上心配をかけたくない。」というのが本音です。唯一の兄弟の姉もうつ病治療中の身です。
したがって「四面楚歌」の状況に陥りつつあるように感じてしかたありません。うつの波が底を打ったときが、以前より悪化しているように感じ、精神的にかなり消耗しているのを自覚できます。これまでの積み重ねてきた「体験」や「学習」によって、「希死年慮」という最悪のパターンだけは食い止めていますが…
やはり長期の病休(最大6ヶ月)を取って休養すべきなのでしょうか? |
|