たしかに、精神疾患に関しては、
あまり人目にさらされてないというのが現状ですね。
そして個人レベルでも、たとえ精神科にかかっていても、
「精神科にかかっている」と
一般社会では言わないほうが得策なのかもしれませんね。
アメリカでは、「カウンセリングを受けている」ことが、
社会的ステータスにもなるとはよくいわれていますが・・・。
日本では、まだ、「カウンセリングに通う」ことに
抵抗感を感じる人が多いのが現状なのかもしれません。
それは、日本社会の「調和」「協調」をとても大事にする
考えからきているのかなあと思いますが。
日本独特の「個」よりも「集団」を大事にする文化で、
場の雰囲気を壊してまで個人を出すことを忌み嫌う考え方から、
来ているのかなあと思います。
日本は、個のアイデンティティーが曖昧な国。
それに対して、アメリカは、個々がとてもはっきりしている国。
戦後、日本も西洋文化の影響を多大に受けているはず。
でも、相変わらず、「個」よりも「集団」優先という考えだけは、
根つよく残っているのかもしれませんね。
そのような西洋からとりいれたものと、日本に根強く残っている考えが
うまくかみあわない結果、
精神疾患が急増したといってもおかしくはないのかなあと
おもってしまいます。 |
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