Webの皆さん、こんばんは。
受験勉強の方はいかがですか。私もフランス語の単位認定試験が目前に迫って
いるものの、勉強の方は今一つ。本の感想を書くのがやっとでした。そこで、
以下の本を取り上げたいと思います。
小林さやか 著「キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語」
(マガジンハウス)
である。この本も面白かったです。先日取り上げた、「ビリギャル」の
ヒロインであるさやかさんご自身が執筆なさった本です。なるべく書店の利益に
貢献できるよう面白く書かなくてはいけないのでした。
坪田先生の「ビリギャル」にも書いてありましたが、大学入試とは何でしょうか。
慶應の英語は難しいと先日も書きましたが、こちらの本でも記述がありました。
とはいえ、こちらの本では読解の話ばかりで、書いて表現する英作文の話が
出てきません。外国語で読んだ人が納得するような文章を書くって難しく
ないですか。困難を克服した話であるものの、よく読んでいくと困難の中でも
省略されている部分がある点が気になります。入試で答案を読む人が慶應の
先生であるなら、なおさら。
あとは、小論文入試の話でしょうか。小論文入試で文章は書けるようにならない
というのも、率直な感想です。内容は確かに面白いのですが、この本の文章を
模範とするには少し厳しい側面があるのでないかと。慶應の事情については、
戸瀬先生の「数学力をどうつけるか」(ちくま新書)にも記述がありました。
慶應は確かにすごいと思うものの、入試に関する話を読む限りでは特にうらやましい
とは思いませんでした。というのも、高名な研究者である先生方の指導が
受けられるからです。
受験生の皆さんの勉強を応援します。私もフランス語の単位認定試験を頑張ろう
と思う次第です。 |
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