何か本を取り上げて、それについて意見を述べると、あの
大学の先生からの評価が下がってしまう。それでも、
この本のことは取り上げておきたい。
山脇由貴子 著「教室の悪魔」(ポプラ社,2006)
である。理由は、今朝の新聞にて、またいじめを苦にした
中学生の自殺事件についての報道があったからだ。残念
ながら、学校というのは怖い場所であるというのは、主治医
の先生の意見であるものの、気がつかなかった。
とはいえ、この本も現在では正規のルートを通じての入手は
困難らしい。復刊してくれるとありがたいのだが。
振り返ってみると、中学生の時は辛かった。学校の先生から
殴られたり、修学旅行の際、同級生から柔道技をかけられた
なんてこともあったような。今でも、数学ができないのは
学校の先生から殴られて、数学が嫌いになったことが原因。
数学の勉強が楽しいと思えるのにかかった時間は、どれくらい
だろう。
学校で、同級生から「みそっかす」のように言われると、辛くないですか。
発達障害の当事者だといじめの被害に遭いやすく、不登校に
陥る危険性も高いそうだ。心理学の専門家であるスクールカウンセラー
の方に解決できる問題なのだろうか?
この本のことは、mixiでも取り上げておきました。マルチポスト
になってしまった点についても、いのたまさんに申し訳なく
思います。 |
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