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心神喪失者医療観察法案 トピック削除
No.36-TOPIC - 2002/06/30 (日) 23:43:36 - いのたま
現在、国会では「心神喪失者医療観察法案」が審議されています。
通常国会が7月31日まで延期され、今は審議の真っ只中です。

ヘビーなテーマですが、あえてトピックを立てました。
賛否両論あると思いますが、忌憚のない意見交換をしたいと考えています。
 
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ちょっとした疑問 削除/引用
No.36-48 - 2005/10/04 (火) 06:40:31 - 早川雷蔵
精神科に通院歴のある方が飲酒等で問題を起こした場合でも適用されるのでしょうか? 

勉強会 削除/引用
No.36-47 - 2005/09/19 (月) 19:21:20 - 早川雷蔵
先日近くの地域生活支援センターで勉強会に参加しました。
学んでいくうちにいろいろ疑問が湧いてきました。

10月には長野英子氏も福岡に来られるみたいです。
次の勉強会も楽しみにしています。

施行から2カ月 削除/引用
No.36-46 - 2005/09/19 (月) 14:19:09 - いのたま
この法律は、2005年7月15日に施行されました。法案成立から2年かかっています。

本来は重大犯罪を犯した心身喪失者等が対象ですが、施行になってから、「あれ? これが重大犯罪?」と思うような人まで対象になっています。全治1週間の怪我で「殺人未遂」などです。

詳しくは下記サイトをご覧ください。

長野英子のページ
http://nagano.dee.cc/

ブログ「暴走する『心身喪失者等医療観察法』の廃止に向けて」
http://blogs.yahoo.co.jp/taronanase/7630795.html

原則1年半で退院… 削除/引用
No.36-45 - 2004/03/05 (金) 17:55:02 - いのたま
厚生労働省が心神喪失者等医療観察法による入院治療のガイドライン案をまとめました。「原則として1年半での退院」を目指すそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040304i201.htm

人権に配慮して、ということでしょうが、はたして実現可能なのか…。司法処分による入院は長期間になりがちです。また、重大犯罪を起こした以上、自宅に戻ることは難しく(精神障害者による殺人事件の被害者は7割が近親者)、退院後はグループホームなどの受け皿が必要になります。

法の施行は来年3月がめどのようです。来年度の予算で必要なものを確保して、年度末ギリギリの3月スタートという青写真なのでしょう。

集い(東京) 削除/引用
No.36-44 - 2004/02/22 (日) 01:36:33 - いのたま
   心神喪失者等医療観察法と地域精神医療を考える集い

日 時:2004年3月13日(土)午後2時から4時
場 所:日本キリスト教団小平学園教会
       小平市学園西町2−25−20 西武多摩湖線一橋学園駅下車
講 演:富田三樹生さん(精神科医)
    池原毅和さん(弁護士)
資料代:300円
主 催:心神喪失者等医療観察法と地域精神医療を考える集い実行委員会

講演(京都) 削除/引用
No.36-42 - 2004/02/21 (土) 12:16:41 - いのたま
       精神障害者に対する救援活動
     〜イギリスMindの経験に学ぶ〜

 日 時:2004年3月10日(水)午後6時〜8時30分
 場 所:京都弁護士会館地下ホール
     京都市中京区富小路通丸太町下ル(075−231−2337)
     http://www.kyotoben.or.jp/
 講 師:サイモン・フォスター氏
      Mind(イギリスの精神障害者権利擁護NGO)の主任弁護士
 通 訳:小林信子氏(東京精神医療人権センター)
 参加費:無料
 主 催:近畿弁護士会連合会、京都弁護士会

サイモン・フォスター弁護士は、心神喪失者医療観察法と同じ制度を持つイギリスで、
司法精神病院の入退院手続や精神障害者の権利擁護活動に取り組んでいるMind
(National Association for Mental Health)というNGOで活動しえいます。

まず、心神喪失者等医療観察法の概要を解説したあと、フォスター弁護士から、
入退院審判における付添人活動、鑑定の弾劾方法、入院者の処遇改善や退院に向けた
活動などについて、お話しいただく予定です。

特別病棟 削除/引用
No.36-41 - 2004/02/01 (日) 01:25:36 - いのたま
続報です。医療観察法の対象者は特別病棟に入ることになっています。触法患者を多く受け入れてきた国公立病院の一部を使うのではなく、新たに建設します。病棟はロの字型といって、ロの字に堀をつくるのだそうです(!) 

箱形行政ってことでしょうか。建設計画第一号は、国立・精神神経センター武蔵病院(東京都小平市)です。

Jurist 削除/引用
No.36-40 - 2003/11/11 (火) 21:10:45 - muhc
Juristという法律系の雑誌があるのですが
今月号は「心神喪失者医療観察法」についてとりあげているようです。
座談会形式となっていますが、読んでみる価値はあるかもしれないです。

法案成立の陰に金 削除/引用
No.36-37 - 2003/11/05 (水) 21:18:54 - いのたま
心身喪失者医療観察法は「日精協(日本精神科病院協会)が金で買った法」とも言われます。長勢元法相(衆院厚生労働意委員会の自民党筆頭理事)は、日精協の政治団体「日本精神科病院協会政治連名」から計580万円の献金を受けていました。

坂口厚生労働相、木村義雄、鴨下一郎両副厚労相も、資金提供を受けています。鴨下一郎副厚労相は精神科医でもあり、都内のクリニックの前院長です。

毎日新聞の記事に詳細が載っています。
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/890028/92b790a8-0-1.html

講演会(京都) 削除/引用
No.36-36 - 2003/09/12 (金) 17:45:54 - いのたま
今は「法案」ではなく「法」ですが、今後も考えていきたい問題なので、このスレッドは続けます。

9月24日、京都でティモシー・ハーディング氏の講演会が開かれます。
テーマは「世界的に見た保安病院の実状と心神喪失者医療観察法」です。

 日 時:2003年9月24日(水)19〜21時
                       *通訳あり
 場 所:京都ぱるるプラザ(京都駅前塩小路口東側)
                    075-352-7444
 参加費:無料
 主 催:「医療観察法案反対意見広告を出す会」 
 問合せ:けやき法律事務所(211−4643)大杉弁護士まで

--------以下、主催する「医療観察法案反対意見広告を出す会」の高木俊介医師からのメッセージです------
 
ハーディング氏は国際法律家委員会(ICJ)の三度にわたる調査団のメンバーとして来日し、日本の精神医療改革を求める勧告を政府に提出する活動をした方です。現在、ジュネーブ大学付属法医学研究所所長であり、拷問等防止ヨーロッパ委員会(CPT)の特別委員として、ヨーロッパの拘禁施設(刑務所、精神病院、入管施設などを含む)に対する調査活動などもされています。
 
WHO時代は、日本のみならず、中国やソ連でも調査活動をしてこられ、精神病院でも、刑務所でも、不法滞在外国人でも「自由を剥奪された人」の人権をどう護るかということに大きな関心をもっておられます。

講演では、「保安病院は長期在院者を生み出すだけ。ヨーロッパでは大きな人権問題になっている」というお話を中心として、世界的視点から「心神喪失者等医療観察法」の問題点を指摘してもらいます。

心神喪失者医療観察法が成立し、それがどのように運用され、精神科医療をどのように変えてしまうのか、しっかりと見据えていかなければならない現在、ハーディング氏の講演は時宜にかなった、価値のあるものと思います。

法案成立でどうなるか 削除/引用
No.36-34 - 2003/07/15 (火) 17:54:46 - いのたま
この法案は7月10日に成立しました。
以下は読売新聞の記事です(大阪本社エリアだけの掲載)。
精神の問題に意欲的なの原昌平記者が書いています。
===============================================================
■審判で入院強制「偏見を助長」「社会復帰へプログラム必要」
 心神喪失者観察法成立 課題は山積
 2003・7・11 大阪読売朝刊2社面

 本当に社会復帰できるのか――。十日成立した「心神喪失者医療観察法」は、
重大事件で善悪の判断能力が足りないとされ、実刑にならない精神障害者に裁判
官と精神科医による審判で入通院を強制する内容だが、「偏見を強める」「一生
閉じ込められかねない」といった批判も根強い。来春とみられる施行に向け、課
題は山積している。

 NPO大阪精神医療人権センターの山本深雪事務局長は「審判で患者の人権は
守られるのか。行為の重さや社会感情に左右され、入院が治療の場でなくなって
しまう」と懸念する。

 厚生労働省は国公立病院に特別な病棟をつくり、手厚い医療を行うという。大
阪府立中宮病院の籠本孝雄・医務局長は「起訴前の精神鑑定をしっかりすれば刑
事責任を問えるケースは多々ある。そこをきちんとせず、審判にかけて誰でも病
院へ送るのでは困る」とクギを刺し、「本当に必要なのは社会復帰に向けたプロ
グラム」と強調する。

 厚労省は新法と精神保健福祉の充実を「車の両輪」と説明し、七万二千人の社
会的入院の解消を目標に掲げた。しかし今年度、社会復帰施設の新設で国の補助
がついたのは申請の二割。例年より極端に少ない。
 
 日本精神科病院協会の長尾卓夫副会長は「処遇の難しい患者にきちんと医療が
なされれば、精神障害者すべてを危険視する偏見は少なくなる」と新制度に期待
するが、「施設の整備が予算不足で進まないのでは話が違う」と苦言も投げた。
 
 高知市の通所授産施設「さんかく広場」の武田廣一施設長は「精神障害者の犯
罪率は一般より低いが、最低限の施設も足りず、将来の生活を描けないようでは
自殺や事件も減らない」。
 
 法制定を加速したのは二年前の大阪教育大付属池田小事件。検察は宅間守被告
に責任能力ありとして死刑を求刑したが、死亡した女児の父親は「宅間の以前の
事件のように、精神障害を装って罪を免れたり、安易な措置入院や退院許可が行
われたりしてはならない。その点から新法を評価する」とコメントした。

そもそもの問題? 削除/引用
No.36-32 - 2003/06/06 (金) 17:16:22 - peer
精神障害者の犯罪を「心神耗弱」とか「心神喪失」等で減刑若しくは無罪?(措置入院等の処置)にしていること自体がおかしいような気がします。
精神障害者の犯罪が特別視されてしまうのには、このような事情もあるのではないでしょうか。「精神障害者が犯罪をする⇒心神耗弱等で減刑」では、周囲の人(いわゆる精神疾患にかかっていない人)が、「?」と思ってもしかたがないような気がします。

僕個人の意見ですが、「心神喪失者医療観察法案」でも、現行の裁判制度(心神耗弱等が認められれば減刑等の措置)は変わらないでしょう。「精神障害者」でも犯罪を犯すのはごく一部の人たちだと思います。その人たちのために「精神疾患にかかったこと」が負い目になるようなことだけはごめんこうむりたいです。

(無題) 削除/引用
No.36-31 - 2003/06/04 (水) 11:47:47 - ほっけ
普通の人も精神を患っている人も犯罪をおかすパーセンテージは
同じぐらいなのに、何で精神を患っている人が犯罪を犯す度に
大騒ぎするんだろう。
この法案は精神を患っている人の差別、偏見を助長するだけで
意味がないものだと思う。
せっかく精神科というものがきちんと認知されはじめてきたのに残念。
弱者や異端なものが排除されるますます暗い時代になりそう。

採決 削除/引用
No.36-30 - 2003/06/03 (火) 22:15:33 - いのたま
6月3日、この法案は参院で採決されました。

そろそろ審議 削除/引用
No.36-29 - 2003/04/29 (火) 01:25:04 - いのたま
もうすぐ参院での審議が始まるようですが……どうなるんでしょうね?

集会(静岡) 削除/引用
No.36-28 - 2003/03/23 (日) 16:17:53 - いのたま
  4.5「心神喪失者等医療観察法案」を考える県民集会

◆ 日 時  4月5日(土)  午後1時30分〜4時
◆ 会 場  静岡県総合福祉会館  6階 第1、2会議室 
◆ 内 容  講  演     
 「心神喪失者等医療観察法案」と対峙して
  講師  龍 眼 (東京 陽和病院患者自治会)
◆ 主 催    集会実行委員会      
連絡先/自治労静岡県本部 衛生医療評議会 
TEL 054−287−7198
FAX 054−280−0235

*************主催者からのメッセージ*******************

一昨年6月の大阪池田小学校での事件をきっかけとした、特別立法「心
神喪失者等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察に関する法
律案」は、昨年12月の衆議院で可決され、参議院で継続審議となってい
ます。
 この法案に対しては、精神障害当事者をはじめ、精神神経学会、日本弁
護士連合会等々多くの団体が反対し、国会前での座り込みや国会議員への
要請行動等々の廃案に向けた取組みが行われてきました。
 法案そのものは衆議院の審議の中で修正されたとはいえ、「再犯のおそ
れ」を理由に精神障害者の隔離収容を目的としたものであることに変わり
ありません。
 こうした中、厚生労働省は新障害者プランを策定し、「生活支援のため
の地域基盤整備」等の重要な柱の一つとして、「精神保健医療福祉の総合
的な推進」を図るとしています。とりわけ約7万2千人とする「社会的入
院者」を、10年間で退院、社会復帰させるとしています。
 精神障害者が病気を抱えながらも、あたりまえに地域で生きていけるよ
うな社会こそ求められものであり、この法案はすべての精神障害者の基本
的人権を著しく侵害しようとするものであり、到底認められるものではあ
りません。
 集会では、この法案が国会に上程されてから、一貫して反対運動の中心
的存在として奮闘している当事者から、法案の問題点や私たちが考えてい
かなければいけないこと等についてアピールしていただく予定です。
 多くの皆さんの御参加をお待ちしています。

審議は4月以降? 削除/引用
No.36-27 - 2003/03/16 (日) 02:25:43 - いのたま
参院での審議は4月以降のようです。3月中は予算審議(4月上旬までもつれこむ可能性あり)がありますので。

関西の学習会は延期に 削除/引用
No.36-26 - 2003/03/07 (金) 00:01:07 - いのたま
3月15日の関西保安処分学習会は延期になりました。
同じ日にイーターナショナルアンサー呼びかけによるイラク戦争開戦をとめるための全世界行動が入り、そちらに参加する人が多数いるため、だそうです。

集会(大阪) 削除/引用
No.36-25 - 2003/02/17 (月) 11:23:24 - いのたま
 「心神喪失者医療観察法案」の危険性を考える障害者・市民集会

 日 時  2003年4月19日(土)午後1時〜4時
 場 所  アピオ大阪 3階(JR,地下鉄とも「森之宮」駅下車5分)
 主 催  大阪精神障害者連絡会 
 共 催  障害者の自立と完全参加を求める大阪連絡会(予定)
      いこいの場・兵庫ネットワーク
 参加費  無料
 内 容  各団体,個人の、今抱えている現状から、この法案に対する廃案要求や
      本来問われているの現状の措置入院制度の実情の問題点など。
      病棟現場からの声もだしていけるように、よびかけを企画中とのこと。

保安処分学習会(兵庫) 削除/引用
No.36-24 - 2003/02/17 (月) 11:20:41 - いのたま
     第5回 関西保安学習会

 日 時  2003年3月15日(土)18:00〜
 場 所  尼崎市立小田公民館(JR尼崎駅北東すぐ)

第4回まで、精神科医や弁護士を講師で呼んでいましたが、討論の時間が短いとの声があり、
今回はとくに講師をもうけず、討議中心だそうです。

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